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HDL-GS500が壊れた…

 NASの故障…その日は突然やってきた。

 「ネットワークドライブにアクセスできません」という表示が…

 NASのIPアドレスをPingしても全く反応なし


 壊れたNAS(HDL-GS500)
 

 仕方ないので、データだけでも救出しようと解体を開始
 上部写真の右下にあるネジを1つ外し、写真正面のパネルをマイナスドライバーでこじあけると…
 

 基板部分を取り外すと、HDDを固定している2本のネジを取り外すと…
 

 HDDを取り出すことができます。
 わたしのHDL-GS500は、Seagate製のST3500820ASでした。
 (Samsung製のHD5201Jが入っているものもあるそうですが…)

 しかし、USB接続のタイムリー UD-505SA を使って、取り出したHDDを接続し、Ext2FsdをWindowsマシンにインストールして、取り出したHDDの状態を確認。パーティションとかを確認するも特に問題ないが、データを格納しているドライブにアクセスできず…

 続いて、Knoopixでデータを格納しているドライブをマウントしても、やはりアクセスできず。
 データを格納しているドライブは、「XFS形式」であるので、xfs_repairを実行。
 しかし、やはりデータを格納したドライブにはアクセスできず。

 仕方なく、GoogleでいろいろなLinux系のファイルの復旧ソフトを片っ端から試してみました。
 
 Ext2Fsdを使って、データを格納しているドライブをWindowsからアクセスできるようにしてから、DataRecoveryの試用版を試してみるも駄目…
 Ext2Fsdをアンインストールして、
 Ext2/Ext3をで読み取るソフトウェアであるDiskInternals Linux Readerとそれを復元するソフトウェアであるLinux Recoveryはを試してみるもやはり駄目…

 いろいろな体験記を見ると、「XFS形式」のファイル形式の復旧のカギのようである。
 そこで、「XFS形式」のファイル形式の復旧が出来そうな『Raise Data Recovery for XFS』という海外ソフトウェアを試してみると…
 なんと、ドライブの内部のフォルダ・ファイルが見えるではないですか…試しに1つのフォルダを他のドライブにコピーしてみると…コピー出来た!!
 小さいファイルなら、フリーでも復旧できるようですがこのソフトウェアは、シェアウェアなので、代金を払って製品版にしてフォルダ・ファイルの復旧に取り組みます。
 わたしの場合、復旧成功率は、95%以上というところでしょうか。(やはり、いくつかのデータは復旧できなかった)

 アイオーデータのNASの復旧方法はあまり紹介されていないので、このページが役に立てば…と思います。(バッファローのNASは、結構復旧方法が紹介されていますが…)

 これに懲りて、今度買うNASは、ミラーリングタイプかRAIDタイプにしようかなぁ…と思いますが、やはり値が張りますね…


 

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